先日の健康診断の結果が返ってまいりました。
緊急性のある体の不具合は特に見つからないものの、明らかに昨年の結果よりも体が劣化しております。
まだ年齢は36歳の僕。
このまま下降線を辿るとマズいんじゃないかと言う気持ちになり本日向かったお店はこちら。
薬膳中華のお店、歓(ファン)となります。
「美味しさがそのまま健康に」
をコンセプトに掲げる同店。
新宿で薬膳中華といえば新宿御苑近くの「古月」が有名ですが、「古月」はランチ営業をしていないのです。
この日に訪問のこちらはリーズナブルな価格で薬膳中華をいただけるお店。
芸能人の方の楽屋の差し入れとして「中華チマキ」が有名になっているお店ですが、普通にイートインする事も出来ます。
そもそも薬膳中華がなんなのかという事も良く分かっていなかったので調べてみましたが
「調理法や素材にこだわって、中医学理論に基づいて作られた食事」
との事。
非常に期待を寄せての入店になるのです。
新宿三丁目駅から徒歩5分、薬膳中華のお店 歓(ファン)は13時台にも人気。女性客が埋め尽くす店内。
お店に近づくと
店頭にはこちらのランチメニューが掲載されています。
週替わりメニューはダイエットランチにも変更可能。
ダイエットランチの場合はライスの代わりに大豆パンが付き、さらにおかずとデザートも砂糖不使用になります。
その場合糖質が20g程度に抑えられるとの事。
カロリーの高いイメージのある中華でこのダイエットメニューは嬉しいですね。
お腹が減りそうなので僕はオーダーしませんが。
料理は800円~1000円程度。
ラーメンは570円となります。
五目三兄弟のきらびやかさにも惹かれますが、限定10食となる
「豆腐も熱さも辛さも2倍!」の土鍋麻婆も確認したい気がします。
お店の中では別のメニューもある可能性があるので決め切らずに入店してみました。
なんとなく高級感のある店内。
13時過ぎの訪問ですが、店内はほぼ満席。
僕の入店で10割の埋まり具合となりました。
店内は一人客も含めて女性がメイン。
男性もいらっしゃいましたが、皆さん女性を同伴してランチを楽しんでいらっしゃいます。
店内のメニューですが、外に掲載のあるものとまったく同じだったので割愛します。
僕の大好きな担々麺もありましたが、まずお店の方に限定メニューはまだあるかどうかを確認。
限定10皿ですが、まだ提供できるとの事です。
聞いた手前今更違うものをオーダーという事が性格的にできず、そのまま
・土鍋麻婆(1070円)
をオーダーする事になりました。
元々2倍の辛さと熱さに惹かれてはいたので、後悔はありません。
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薬膳中華のお店の辛さ押しメニュー、限定10食の土鍋麻婆をいただいてみた
待つ事10分程度。
ホール担当の店員の方は一人で、満席の店内を忙しく動き回っております。
とはいえこちらのお店のランチタイムは14時までとなりますので、待っている間に徐々に空き席がでてきました。
そして到着した熱さ、辛さ、豆腐量2倍の土鍋麻婆がこちら。
むむ?
熱さ2倍という事だったので、土鍋のフタを空けるとグラグラとした血の池地獄のようなビジュアルを拝めるものと期待していたのですが
いたって平穏な水面。
波一つたたない穏やかな湖を思わせる麻婆豆腐なのです。
しかし、内に秘めた熱を隠し持っているのかもしれません。
レンゲですくっていただこうものなら口の中で爆発して甚大なヤケド被害を被る可能性もあります。
おそるおそるレンゲで少量いただいてみましたところ
普通に美味しくいただけました。
残念ながら熱さ2倍については首を傾げざるを得ません。
ただ、僕は普通の麻婆豆腐をいただいていないのです。
もしかしたら普通の麻婆豆腐がめっちゃヌルイという可能性もありますので、一概に誇大広告と言い切る事は出来ません。
辛味もそこまでではありません。
薬膳中華のお店なので激辛という事にはならないだろうと予測はしていましたが、辛さが苦手な人でもギリギリ美味しく食べられるレベルではないでしょうか?
辛さに耐性のある僕としては辛さはほぼ感じませんでした。
スパイスの食感はなく、まろやかな出来栄えの麻婆豆腐。
痺れも多少感じる程度で、前面には出てきません。
下の方からかき混ぜてみましたところ、このように山ほど豆腐が出てきました。
豆腐2倍の表記もありましたので、普通の麻婆豆腐よりも量が多いのでしょう。
これに合わせるご飯も一粒一粒に粒だっておりとても美味しかったです。
麻婆豆腐との相性もぴったりで、ご飯が麻婆豆腐の旨味を受け止めて一つの料理として舌を楽しませてくれます。
そして、僕が困ったのがこちら
プリンとした卵黄がトレーに設置されています。
え?これって卵かけご飯にするんじゃない、よね?
いまいち使い方が分からなかったのですが、おそらくこれだろうと思い麻婆豆腐にかけてみました。
さして熱くない麻婆がさらに熱を失う事になりますが、おそらくはこれが正解でしょう。
いままで麻婆豆腐に卵黄を合わせるという事は経験がありませんでしたが、卵が加わり一層まろやかな味わいに。
卵白が入っていないので、麻婆豆腐の食感を邪魔する事なくよりねっとりとした仕上がりになりました。
初めてでしたが、これは良いなぁと思います。
そしてセットに付いてくるこちらのスープ。
こちらのスープも具材で楽しませるような派手なものではありませんが、チキンの旨味が感じられる丁寧な逸品。
化学調味料の角ばったものを感じない、体に優しいスープです。
食べ進めるうちに、体がやけに熱くなってきました。
先述の通り辛くはありませんでしたので、辛さによって発汗しているわけではありません。
これが薬膳中華ということなのか。
そして、ここで熱さ2倍の表記にも思い当たります。
熱さ2倍とは、麻婆豆腐の物理的な熱さの事ではなく、僕の体が感じているこの暑さの事なのか…?
この考えに至り、自分の浅慮を恥じる事になりました。
そもそも液体の沸点は決まっているわけですから、物理的な熱さは限界がありますしね。
全てをいただきました後に頂くこちらの杏仁豆腐。
手作りのデザートとなり、フワフワのとろけるくちどけ。
真ん中に乗っているのは酸味を感じる柑橘系のピューレのようなものと思われます。
という事で本日訪問の薬膳中華のお店「歓」
果たして僕の体を向上させてくれたのかどうかは分かりませんが、丁寧な仕事ぶりに満足のいくランチタイムとなりました。
また是非訪問したいと思います。
ちなみにスタンプカードも配布しており20個のスタンプでランチが一回無料になるようです。
お近くにお住まいの方は是非訪問をお勧めします。
さらにこのお店、支店が後楽園のほうにもあるようです。
そちらはお伺いしたことはありませんが。
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中華料理 歓(ファン)
◆営業時間
月~土
11:30~14:00
17:00~22:30
(L.O.22:30)
祝日
16:30~21:30
(L.O.21:30)
◆定休日
日曜日
◆場所
東京都新宿区新宿6-7-3