前夜に娘から頼まれてカレーを作ったことにより、この日は朝から我が家はカレーの匂い。
良かれと思って多めにカレーを作ったわけですが、妻からは多すぎて冷凍が出来ないというクレームを頂きました。
普段は朝ごはんを食べずにランチから一日が始まる僕なわけですが、カレーを減らしてくれとのオーダーのもと朝からカレーを食べることに。
そんなこんなで朝からカレーライスで始まったこの日は昼になってもまったくお腹が減らなかったのです。
ようやくお腹が減ってきたのは既に15時過ぎの事。
四谷に行く用事があったのでその前に何か食べようと思い、先日OPENしたお店があったことを思い出して行ってまいりました。
新宿コルネビル地下一階にある肉バルダイニングBinBiyaです。
こちらは11/1という直近のOPENになりますが最初からランチ営業もしております。
時刻は15時30分ですので、さすがにこの時間はいっぱいと言う事もないでしょう。
地下に降りる階段を下っていきます。
後々気が付いたのですが、階段を使わずともエレベーターもついておりました。
新宿駅からも徒歩3分、今風のお洒落な内装の肉バルダイニングBinBiya。11/1のOPENとなる新店は肉バルというよりは多国籍料理の店だった。
お店に入ると、時間が時間だけに席は比較的空いています。
こちらのお店は遠し営業でランチも16時までやっているとのことですので、遅めのランチにはうってつけ。
この日は祝日に伺っていますので、土日も変わらずランチ提供をしているものと思われます。
お店に入ると笑顔の素敵なアジア系の方が席に通してくれました。
早速目メニューを見てみますと
ん??
肉バルダイニングとは思えないメニュー展開。
チーズナンで頂けるカレーセットは魅力ではあるのですが、内容はどう見てもインドカレーのお店なのです。
先述の通り朝からカレーを食べた僕としては、カレーを求める気持ちはまったく無いのです。
あれ?お店を間違えたのかな?
と思って改めて店内を見回してみましたが
照明に照らされて見えにくくはなっているものの、黒板にはしっかりとBinBiyaと記載されているのです。
ちなみにこちらのお店事前情報によると個室ありとのことでしたが
見ての通りの風通しの良い内装。
ただところどころ紐がぶら下がっているところを見ると、夜はスダレのようなものを下ろして個室空間が作られるものと思われます。
改めてメニューを見直してみますと
裏面もありました。
とはいえ、裏面もメインはどう見てもパスタ。
肉を求めての来店者に用意されているものは同店の看板メニューとなる肉ボルケーノの一択なのです。
お店の名前から想像し、僕も肉を食べる気満々で訪問しております。
ランチセットから選ぶとすればやはり肉ボルケーノになるでしょう。
オーダーの際ライスかバゲットをどうするかと聞かれたので、悩みましたがバゲットにしました。
ランチセットには写真で見る限りボルシチのようなスープが付いており、この色のスープならバゲットの方が良かろうと思ったのです。
ちなみに写真は全て税別表記です。
ちょうどランチとディナーの入れ替わりの時間帯ですのでお店の方にお願いしてグランドメニューも見せてもらいました。
こちらはお店の一押しと思われるメニュー群。
ランチの肉ボルケーノは値段から考えればディナーで言うところのハーフサイズなのでしょう。
肉フォンデュは写真から察するに様々な種類の肉を食べられるものと思われます。
引き続きのミートカテゴリーです。
基本がバルとなりますので、おつまみに適したメニュー達が並びます。
続く3ページ目。
肉とは若干離れたメニューです。
軟骨のから揚げ、手羽先、たこわさといった一般的な居酒屋メニューが並びます。
ここだけ見るともはや肉バル感は皆無。
続く4ページ目。
ランチメニューからある程度察してはいましたが、ここまでくると驚くほどの多国籍料理。
ピザ、パスタなどのイタリアン。
日本が誇る焼き鳥。
さらに韓国料理の定番となるチーズタッカルビもあります。
そして何故かランチではメインを張っていたカレーメニューは一切その姿を潜めているのです。
そして最後にデザートメニュー。
通してみてきての感想ですが、そこまで肉推しというわけでも無い印象ですね。
良く言えば間口が広く誰にも対応可能なメニュー群なのです。
ランチタイム終了間近の肉バルダイニングBinBiyaにて看板メニューの肉ボルケーノをいただく。見た目の通りの大ボリュームで十分に肉欲を満たすサービスメニューだった。
まずはセットのアイスコーヒー。
こちらは特に特筆すべきことの思い当たらないものでした。
飲みながら待っていると、16時に近づくにつれ徐々にお客さんの姿も無くなっていきます。
広い店内を愛想の良いインド系の店員の方二人がディナータイムに向けての準備を進めていました。
そして肉ボルケーノに先駆けてセットのサラダとスープが運ばれてきたのですが
まさかの味噌スープw
先述の通りメニューの写真としては赤みのあるトマト系スープを連想させるだけに衝撃でした。
ランチメニューによると注文した肉ボルケーノ以外にパスタセットにもスープが付くはずですが、そちらも味噌スープなのでしょうか?
まぁメニュー写真と実際の差異についてはあるあるですので目くじらをたてる程ではありませんが、数あるスープの中でも何故味噌をチョイスしたのか。
バゲットは完全に選択ミスだった事を思い知らされます。
続いて肉ボルケーノが到着。
店員の方が上からチーズをかけてくれる仕様です。
肉の山から溶岩が流れる風景を連想させます。
しかしこのチーズかなりの分量。
山の周りの街並みが溶岩流に覆われてもまだチーズの勢いは止まりません。
「あれ?これってこっちがストップって言うシステムでしたっけ?」
と声をかけようかと考え出す頃に一瓶のチーズをかけ終わりました。
こちらが完成形の肉ボルケーノとなります。
早速頂いてみましたが、チーズフォンデュに使うものと同じと思われるチーズがローストビーフをコーティングしており滑らかさとコクをプラスしています。
チーズと共に口に運ばれるのは赤い山椒の実ですが、重くなりがちな料理に爽やかさを加えてくれます。
斜め上に添えられているのは、醤油ベースのおろしソース。
一皿の中でも多国籍な印象を与える同店なのです。
果たしてこの料理におろしソースはどう使うのが正解なのか。
ひとまずディップして食べてみました。
あ、意外に合う。
日本人にとって醤油は万能調味料ですね。
チーズのコクはそのままに、こちらもさっぱりした印象で新たな味わいを見せてくれました。
しかしディップした後が汚い…。
一人で食べる分には気になりませんが、誰かとシェアする際の正解としては難しいところです。
ピクルスやマスタードも添えてありますので、味変には事欠きません。
ただこちらのピクルスについては少し水っぽく、酸味も角がたっており僕の口には合いませんでした。
こういった諸々の味変が用意されてはいるものの、一人で頂くには十分過ぎるほどの肉の量感。
夜のおつまみとして頂くなら少なくとも二人以上で頂きたいところです。
これ一皿あればおつまみとして他には何も無くともワインが進む事は間違いありません。
お腹の容量として段々きつくなってきたころ山の中から顔を出したのは
大ボリュームのマッシュポテト。
チーズと肉のカロリー量も恐ろしいものがありますが、お腹にたまるという意味ではダメ押しとなる一撃なのです。
出されたものは残さない主義の僕ですので何とかすべて食べきりましたが、量を欲さない方にはかなり厳しい戦いになることと思われます。
という事で初の訪問となった肉バルダイニングBinBiya
今回はランチの時間帯にお伺いしましたが、肉メニューを求めて行くならやはり夜が適しているようです。
ランチ限定のカレーやパスタメニューについては思いを馳せるしかありませんが、個人的にはより肉に特化したお店になったほうが利用者が増えるのではないかと思いました。
店員の方はとても優しい笑顔で対応してくれる気持ちの良い方でしたので、これからの益々のご発展をお祈り致します。
ご馳走様でした。
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肉バルダイニングBinBiya
◆営業時間
11時~23時30分
※ランチタイムは11時~16時
◆定休日
無し
◆連絡先
03-3350-3775
◆場所
東京都新宿区新宿3-28-1