雨の新宿をテクテク歩いております。
この日は東京でついに初雪か!?と朝のニュースで言っていただけあって、12時頃でもなかなかの寒さ。
こう寒くなってくると鍋ものが食べたいような気がしますが、如何せん個人行動を常とする僕ですので鍋はハードルが高いのです。
そんな事を考えていたわけですが、そういえばイケメン通り沿いに最近韓国料理店らしきお店がオープンしていた事を思い出して行ってきました。
鍋物ではないですが、唐辛子的辛さの韓国料理は体を温めてくれる感じがします。
…。
まぁそもそも新店でランチをやっているのかどうかさえ定かでは無かったので、営業していなくてもそこまでのダメージは受けていません。
しかもここイケメン通りには他にも韓国料理のお店がこれでもかと言うほどに軒を連ねているのです。
と思って次のお店を探して歩くものの、土曜日となるこの日はどこも若い方々で一杯。
観光客も含まれるものと思われますが、12時ではなかなかお店が空いていないのです。
韓国料理を求めて新宿方向へ。
そして職安通りを渡ったあたりで行き着いたお店がこちら。
ホルモン専門店のワンシンリとなります。
お店の前ではオモニが常連と思われる方を外まで見送っており、その光景だけを見ても温かなお店という事が知れます。
店頭には看板も出ており、ランチメニューに関しては日替わりが680円~という記載が。
金額的にも非常にリーズナブルです。
という事で本日はぬくもりを求めて入店してみました。
ホルモン専門店のワンシンリは非常に気さくなオモニが運営する寒い日に心も温めてくれるお店だった。
お店に入って気づいたのですが、店員の方のコミュケーション能力が非常に高く、ほぼ全員と言葉を交わしているのです。
喋り方から察するにおそらく韓国出身の方と思われますが日本語もペラペラで、一人で来ている僕にも話しかけてくれる程の人間力。
対してせっかく話しかけてくれたにも関わらずうまく会話を盛り上げる事の出来ない自分の人間力の低さを痛感するのでした。
店内はこんな感じ。
お店中央には2人掛けの椅子もあり、一人客の僕はそちらに通されるのが常道かと思いますが、広めの4名席に案内してくれました。
メニューを見てみますと、あれ?ランチメニューが無い…。
聞いてみると、表にあったランチメニューは土日はやっていないとの事。
とはいえこの時点では既に人間力の高い方と談笑した後。
今更お店を出る事は当然出来ません。
大人しくメニューを開きますと
こちらは焼肉メニューですね。
周りでは焼き肉を楽しんでいるもありましたが、賑わう店内で一人焼肉はちょっとなぁ…。
そしてこちらの一品料理。
韓国料理は全体的にランチは安いけどグランドメニューは高めという印象があります。
こちらのお店も例外ではなく、一品料理は主に1000円越え。
ライスが付いてくるわけでもなさそうなので、こちらも候補から外れます。
そしてこちらの食事メニュー。
あ、鍋メニューもありました。
うーん、でもこの金額をランチで出すのはちょっと…。
しかしこちらのお店、一般的な韓国料理のお店で見かけないメニューが名を連ねます。
ヌルンジタンは韓国のB級グルメ的なポジションらしいですが、他の韓国料理のお店では見た事ありません。
ネット情報によると韓国人には人気のメニューながらも現地でも局地的にしか無いメニューのようです。
そんなヌルンジタンを食べてみたい気もしますが、右ページの黄色の部分がお店のオススメとの説明もあり。
そして黄色の部分にも見た事の無いクッパメニューが名を連ねます。
逆にカルビクッパ等の定番メニューは無し。
お店の方に聞いてみたところ、ソンジは牛の血を固めたものとの事。
うぅ。こえぇー…。
このようなランチブログを書いている自分としては経験として一度食べてみた方が良いような気もしましたが、ちょっと覚悟を決める時間が欲しいです。
とりあえず今日のところは一度持ち帰らせてもらいます。
そしてスンデクッパは腸詰のスープ。
ウゴジクッパは白菜のスープとの事。
白菜のスープはなんか体が温まりそうで良いと思ったのですが、お店の方に確認してみたところ辛さは無いとの事。
今日は辛さを求めていたところもあるのですが、テーブル上には取り放題のキムチも設置されております。
カプサイシンはこちらで摂取する事にして
・ウゴジクッパ(1380円)
をオーダーするに至りました。
煮えたぎるウゴジクッパが到着。牛の風味濃厚なスープは想像通り体を温めまくってくれた。
注文を済ませて提供を待ちます。
韓国料理の場合注文を済ませるとミッパンチャンがすぐに運ばれて来る事が多いですが、温かいお茶が提供されたのみ。
こちらのお店はミッパンチャンは無いのかなぁ。
と思っていましたらメイン料理と同時に提供されました。
左からモヤシのナムル的なもの、キムチ風味のクタクタの白菜、ニンニクの芽をエビであえたもの、なんか酸味のあるサラダ的なもの。
以上の4種となります。
韓国料理のミッパンチャンについてはいつもなんと言ったら良いものか悩みます。
これって料理名とかそれぞれあるのかな?
キムチ風クタクタ白菜はキムチではなく、なんか油で炒めたものでした。
そしてこちらのミッパンチャンと共に提供されたのがこちら。
ウゴジクッパとなります。
石鍋が沸き立っており、体を温めてくれる事は一目瞭然。
表面の黄色いものは玉子ではなく、旨味成分が凝縮したものと思われます。
一口頂いてみますと、白菜の甘味と共に感じる濃厚な牛の旨味。
牛のアキレスも一緒に煮込まれているとの事。
そして辛くないという前評判だったウゴジクッパですが、香辛料が効いておりそこそこ辛め。
辛味が苦手な人にはきついであろうレベルの辛味なのです。
僕は辛味に強い&好きな人ですが、最後の方は熱いお茶が口に痛く感じるくらいの辛さでした。
具材はこちらの大き目白菜とネギ。
白菜はおそらく一番外側の葉を切らずに使っており、なかなかのサイズ感。
そしてこちらのアキレス。
見た目通りプルプルで口の中で溶けていきます。
これがコラーゲンというやつなんでしょう。
女子力が上がる事は間違いありません。
僕は男子となりますので、女子力は求めてはいませんが。
このスープにミッパンチャンによって若干減ってしまったご飯を投入。
ちなみにご飯はお替り無料。
ご飯をいれた時のウマさはもはや説明を必要としないのではないかとも思われますが、スープの旨味をご飯が全力で受け止めスルスルと入っていきます。
ご飯もスープに合わせて固めの食感に炊きあげられており、スープの中に入っても一粒一粒の存在を感じられます。
先述の通り辛味もそれなりにあり、食べ終えたころにはうっすらと汗をかいていました。
そしてこちらのウゴジクッパ。
ランチタイムには880円と言う500円割引の価格で頂く事が出来ます。
そう考えると土曜日に来店している事に対して悔しさを感じないではないですが、美味しかったしオモニの人間力も満喫できましたので良しとします。
次回来店の際は覚悟を決めたうえで、牛の血のスープを頂いてみたい…かな?
約束はしませんが。
ご馳走様でした。
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ワンシンリ
◆営業時間
ランチ:11:00~15:00
ディナー:17:00~27:00
※火曜日はランチ休み
※日曜日は夜は24時までの営業
◆定休日
無休
◆場所
東京都新宿区歌舞伎町2-31-7