一日の予定が夜の舞台鑑賞のみ。
そんな事が僕の生活の中には幾度となくあります。
この日もまさにそんな一日。
午前中は妻の買い物に付き合い、午後は既に幼稚園が冬休みに入った娘と遊ぶ。
そして娘が昼寝に入ったところを見計らって、妻と娘を家に残しての外出。
舞台自体は19時30分からなのでまだしばらく時間があるのですが、その前に何かしらお腹に入れておく必要があります。
そんな平日の15時ごろ。
もはやランチというには遅すぎる時間ですので、空いているお店は限られるのです。
そんなこんなであてども無く新宿三丁目近辺をブラブラしていました。
おそらく平日のこんな時間に新宿で目的無く歩いている人は稀でしょう。
16時まで営業中のらぁ麺 はやし田は15時を過ぎても外に行列が出来ています。
そしてそんなはやし田の通りの並びにお店を構えているこちら。
中華菜房 達磨となります。
こちらははやし田とはうってかわって広めの店内はなかなかに余裕がある様子。
ラーメンとして、はやし田が美味しいという事は分かっているのですが、行列に並んでの入店よりはとこちらの中華菜房 達磨を選びました。
新宿三丁目駅から徒歩2分。コンクリートジャングルで営業中の中華菜房 達磨は常連さんの多い地域密着型店舗
中華菜房 達磨に入ると、外から確認した通りお客さんの姿はほぼありません。
まぁなんせ15時というおやつタイムですので、平日のその時間でも並びが出来ているはやし田の方がむしろ普通ではないと思われます。
とはいえ何名かは先客があり、僕も含めて先客のほぼすべてが4名席にゆったり陣取っています。
写真からも分かる通りテーブル席にはどの席も灰皿が置いてあります。
今時珍しく分煙も無く、全ての席で喫煙可能。
僕が訪問した日に限ってはタバコを吸っている方はいませんでしたが、喫煙者が多いような日は非喫煙者は苦しいかもしれません。
早速メニューを開いていきますと
1ページ目は今月のオススメメニュー。
石焼き四川風麻婆丼については写真が店内の壁にも掲載されておりなかなか美味しそうです。
餃子も頂きたいですが、今日はこの後観劇だからなぁー、ニンニクがどうなんだろうなぁー。
石焼き四川風麻婆丼の写真はこちらにもありますね。
よっぽど中華菜房 達磨で今オススメのメニューなのでしょう。
右側は飲む方向けのおつまみメニュー。
ガツのネギ和えとか、おつまみとして結構もちそうで良いですね。
こちらは一品メニューとご飯メニュー。
石焼き四川風麻婆丼が1100円に対して、通常の麻婆丼は870円。
一体何がそんなに違うのか。
さらに一品料理としての麻婆豆腐は950円と表記があります。
ちょっと不思議な値段設定。
一品料理ではレバーのから揚げなんかも変わり種で美味しそうですね。
麺類メニューと定食メニュー。
町中華のお店には珍しくつけ麺もありますね。
更にビーフンや皿うどんもあり、麺類全般を内包する懐の深さ。
そして+200円でチャーハンや麻婆丼とセットも可能。
こちらのお店では14時まではランチタイムとなり、その時間だと若干の値引きとかがあるのかな?
他の方が紹介しているのを見ると20円安かったり、アイスコーヒーサービスだったりと特典があるようですが、それも消費税増税前の話。
中華菜房 達磨の今現在がどうなっているのかは定かではありませんので、また新宿三丁目をブラブラしている時にでも確認しておきたいと思います。
結局オーダーは唯一店名を冠している達磨唐子ラーメン。
セットにしようかとも思ったのですが、あんまりお腹が膨れていると観劇中に寝てしまう恐れがありますので控えました。
看板メニューの達磨唐子ラーメンは辛味よりも旨味とニンニクのパンチを感じる激ウマB級グルメだった。
提供時間は10分程。
中華菜房 達磨の看板メニューとなる、達磨唐子ラーメンとなります。
写真で確認したよりは、落ち着いた赤みのラーメンです。
これは特に何も告げずに作ってもらったものですが、希望があれば辛めにも出来るとの事。
ひとまずいつも通りスープから頂いてみます。
まず感じるのは、圧倒的なニンニク感。
これはちょっと油断していました。
辛そうなビジュアルのラーメンなので多少のニンニクはやむなしと覚悟していましたが、想像の遥か上を行くニンニク量。
スープの中にすりおろしニンニクの粒食感を感じる程。
とはいえ、これウマいなぁ…。
見た目ほどは辛く無く、辛さよりも味噌のコクと旨味が押し寄せるスープです。
旨辛ラーメンといえば中本が有名ですが、別種の旨辛スープとして引けを取っておりません。
麺はスープを存分に絡めて運んでくれます。
平打ちの中太で柔らかめの玉子麺。
スープの刺激を中和するような優しい印象の麺です。
トッピングは豚バラ肉。
炒めてからスープを投入して仕上げているものと想像しますが、こちらも柔らかく変な臭みもなく食べやすい。
そしてキクラゲとピーマンのアクセントコンビ。
こいつらがなかなかに良い仕事をしていました。
キクラゲも旨辛に無くてはならないコリコリとした食感によるアクセントを。
ピーマンはしっかり食感を残しており、シャクっとした瑞々しい食感と共に爽やかな苦みを演出。
辛いニンニクスープの中でしっかりとその存在を主張しています。
そしてこちらのゆで卵。
ほとんど完熟で、味付けはされておりません。
とはいえ黄身がスープを吸収しております。
玉子と旨辛スープのコラボは達磨唐子ラーメンの中でのオアシス的存在。
そしてこういったチャンポン的なラーメンには入っている事の少ないメンマも奥から顔を出しました。
おそらく市販のものを使っているのでしょうが、スープ奥に眠っていたにも関わらず以外な程にメンマそのものの味付けを守っており、これもこれで一杯の丼に多彩な味わいを詰め込む事に一役買っています。
具沢山で飽きる事なく最後まで楽しめました。
一応
胡椒・酢・ラー油・醤油
と言った調味料はありましたが、達磨唐子ラーメンについては味変に頼る必要はありません。
同じような旨辛を標榜するお店の中でもとても美味しい方だと思います。
具材の感じも好きで、総合力で迫ってくるラーメンでした。
と言う流れでの訪問となりました中華菜房 達磨。
忘年会シーズンには火鍋のコースや大皿料理のコースもあります。
価格は飲み放題込みで4500円。
そこそこの値段設定ではありますが、看板となる達磨唐子ラーメンが美味しかったのでまた別の機会に他のものも頂いてみたいと思いました。
ご馳走様でした。
◆ブログランキングに参加しています◆
もしも今回紹介させていただいたお店の情報が
「役にたった!」
と思っていただけましたら
人気ブログランキング
こちらをクリックしていただけますと大変うれしく思います。
今後の更新の励みにさせて頂きますので、どうぞよろしくお願いいたします。
中華菜房 達磨
◆営業時間
11:00~23:30
◆定休日
無し
◆場所
東京都新宿区新宿三丁目31-5