この日は新宿三丁目近辺をブラブラしておりました。
年明けに時代劇のオーデションを受ける事になっているので浴衣や袴、帯等を買っておこうと思って家を出たのですが、何処で買えば良いのか分からずとりあえず伊勢丹やマルイ近辺をうろうろしております。
和服だけではなく洋服もですが、店員の方って良かれと思って凄い喋りかけてきてくれます。
という事で、服を買うにはコミュニケーション必須という思いがある人見知りな僕はとにかく服を買うのが苦手なのです。
とはいえ遠巻きに見ているだけで着物なんか選べるはずもなく、何も購入しないままに時間だけが過ぎていきました。
時刻は13時ごろ。
お腹も減ってきたので、とりあえず何か食べてから考えたいと思います。
という事でこの日向かったのはこちら。
絶品小籠包でお馴染みの満月楼となります。
店頭には何故かラクダのマーク。
小籠包については散々テレビで取り上げられているようで、その旨の記載が各所に見られます。
まずはこちらで腹ごしらえをして、再度うろうろに戻ろうと思います。
※結局決めきれず、着物については後日奥さんにアマゾンで買ってもらいました
新宿三丁目駅徒歩1分。遅めの時間のランチにも対応可能となる満月楼本店は活気のあるにぎやかな店内
店内は近隣のサラリーマンの方々で込み合っており、テーブル席は8割ほどが埋まっております。
一人客である僕はカウンターの席に通されました。
まずはメニューを確認。
満月楼店頭にもディスプレイがありましたが、日替わりランチとしての4品とミニ丼と週替わりラーメンセットの計4品。
日替わりランチはおかず2品とその他もろもろついて850円。
この価格ならコスパが良いと言って良いでしょう。
日替わり丼は海老と玉子の炒め丼との事。
炒め丼て何?と思いましたが、おそらく玉子丼的な事になっているのでしょう。
裏面を見てみますと
僕の大好きな担々麺もありますが、つい前日に絶品担々麺を頂いたばかりですのでまだその記憶を大事にしておきたい気持ちがあります。
おそらく週替わりの鶏葱塩ラーメンはこちらに記載のある
・蒸し鶏と細切り葱の塩ラーメン
なのでしょう。
この間に10名の団体客が来店し、ホール担当の店員の方が忙しくテーブルの配置などを変えております。
その動きはなかなかに荒っぽいというか。
ホールの方は僕が訪問した時点でマネージャー的な男性を含めて4人いらっしゃいましたが、なんだか必要以上に忙しいそうです。
テーブルを片付けている際僕の横に乱雑な感じで食べ終わった後のトレーが置かれ、ちょっとびっくりしたのでした。
ランチとしては麻婆豆腐を選ぶかラーメンを選ぶか逡巡したあげく、
・日替わり丼と鶏葱塩ラーメン
をチョイス。
さらに
こちらのマーラーピータンもちょっと気になりつつも、やはり店頭でもガンガンPRしていた手作り小籠包をオーダー。
ちなみにランチメニューは税込み価格となりますが、こちらの一品メニューは何故か税別表記でした。
という事で注文は済ませました。
今の時間は注文不可との事でしたが、待っている他のディナーメニューにも一応目を通したいと思います。
担々麺は830円という事で、何故かランチタイムよりも低価格。
と思いきや、こちらも税別表示と記載がありましたのでむしろ高くなるようです。
一品メニューは基本1000円以下となるようで、夜にお酒を飲むには良心的なおつまみ価格。
変わり種というようなメニューは特に無く、一般的な中華メニューです。
点心メニューは満月楼の一押しのようでメニューも豊富です。
最後にこちらがお酒メニューですが、紹興酒はありませんでした。
ですがサワーメニューは充実。
手軽に飲めるお店としては使い勝手の良いお店かと思われます。
日替わりランチとなる鶏葱塩ラーメン&エビと玉子の炒め丼。からのもう来ないかと諦めかけた時に登場した小籠包。
待つ事5分ほど。
日替わりランチがやってきました。
まずは日替わり丼から頂いてみます。
予測していた玉子丼的なものではなく、まさしく炒めたエビと玉子を炒めたものをご飯に乗せた丼。
スープにトロミをつけたものが上からかかっており、丼ものとして全体に味は行きわたっております。
その味は化学調味料的な旨味を感じる画一的なものとなります。
海老はこのサイズのものが4尾程。
次に鶏葱塩ラーメンですが
見た感じほぼほぼ葱ラーメンとなり、パラパラと三つ葉的なものも散らされております。
そして三つ葉以上にその存在感を隠しているのが蒸し鶏。
このサイズのものが5切れくらい入っておりました。
鶏葱塩ラーメンを名乗るのであればもう少し鶏にボリュームが欲しいところではあります。
その味わいは、やはり丼ものと同じ方向性の旨味のスープ。
塩は若干強めです。
これだったら麻婆豆腐定食の方にしておけば良かったなぁーと思ったのでした。
蒸し鶏は下味は付いていないようで、スープによる旨味が強い分素材の味わいを感じる事が出来ませんでした。
若干平たい&縮れの柔らかい麺です。
量は分かりませんが、スープの中にはなかなかぎっしり麺が入っており、葱のシャキシャキ感と共に美味しく頂きました。
そして、このラーメンセットメニューを頂き終わるころ。
あれ?注文通って無かったかな?
と考えだしたころ。
まぁそれならそれで良いや。
と思っていたころに登場したのがこちら。
満月楼一押しの名物小籠包となります。
とはいえその提供時間は15分程だったので、僕が気が短かったのかもしれません。
蒸し料理なので時間がかかるのでしょう。
しかし
ランチもオススメ!
とメニューに記載があるにも関わらず15分かかるのはどうなんだろう…?
小籠包のセオリー通り、レンゲの上でスープを出してまずはスープだけ頂きます。
しかしこちらの小籠包。
とにかく中の肉汁がすごく、レンゲのサイズでは受けとめきれない程なのです。
肉汁があふれ出して垂れていってしまい、勿体ない気持ちを味わいました。
とりあえずスープを頂いてみますと、その味わいはラーメンや丼ものとは違い丸みのある旨味。
やはり看板メニューだけあって丁寧に作っているのでしょう。
ジューシー過ぎる程にジューシーで美味しく頂けました。
続く2つ目は前回の反省点を踏まえて箸でつまんで頂きます。
写真からもシルエットで確認できると思いますが、その半部程に肉汁スープがたっぷり満たされております。
箸で皮を傷つけてしまうと先ほどの二の舞は避けられませんので、否応なくその作業は慎重に。
ヤケドする覚悟で口の中に放り込んだわけですが、思いのほかそんなに激熱になっていません。
口の中で爆発的に広がる肉汁を楽しんだわけですが、ヤケドしなかった事に逆にガッカリ感を感じたのでした。
一応タレも提供されたわけですが、これはどう使えば良いんだろうか。
特に小皿が提供されるわけでもありません。
先述の通りレンゲには納まりきらない小籠包ですので、表面からかけてみました。
一般的な酢醤油ですが、こちらが無くても十分下味は付いております。
という事で今回の訪問となりました満月楼。
小籠包は一食の価値あり!
かと思いますが、ランチメニューは一般的なものかと思います。
どちらかと言うと夜に本領を発揮するお店かもしれません。
今回訪問の本店以外に新宿にはもう一店舗あり、どちらのお店もなかなかの収容人数があるようです。
本店では2階、3階が宴会スペースとしても利用可能。
この時期なら忘年会等に活用されている事でしょう。
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満月楼(まんげつろ)
◆営業時間
11:00~翌0:00
※ランチタイムは 11:00~17:00
◆定休日
無休
◆満月楼URL
https://mangetsurohonten.gorp.jp/
◆場所
東京都新宿区新宿3-10-4