この日は1月22日。
1/22は「カレーの日」なんだそうです。
1982年に学校給食が始まってから35周年を記念して、全国の小中学校で一斉にカレー給食が出された事をきっかけに定められたんだとか。
僕はカレーの日が定められた年に産まれていますので、今年で38回目のカレーの日を体験しているわけですが、この度初めてカレーの日の存在を知りました。
しかもカレーの日であるという事は後々知ったのですが、そんなカレーの日に今考えれば奇跡と言っても過言ではないような出来事があったのでご報告させて頂きます。
この日は友人と一緒におりました。
ランチを一緒にしようと言っていたわけですが、その時話題に上がったのがRHiME(ライム)の存在。
新宿ゴールデン街にて間借りカレーのお店RHiME(ライム)に初訪問 カレーへの深い愛を持つ店長さんが作ってくれた激ウマカレー3種がけ
この日はたまたまライムに一緒に行った友人といたのです。
あのカレー美味しかったなぁという話になり、またライムのカレーを食べに行こうという流れになったのですが、Twitterにて情報を確認するとなんと今月で間借り営業を終了しているとの事。
残念な気持ちになると同時に、また行こうと思っていたものの再訪出来なかった事が悔やまれます。
いつでもそばにあると思っているものはつい後回しにしてしまいがちですが、永遠の存在はありません。
そんな啓示を受け取った今日は、妻に「愛してる」と伝えてみようと思います。
かと思えばライムは今月末ごろから別場所にお店を構えて営業を再開するとの事。
それじゃまたその時に再訪しようじゃないかと約束を交わした後、この日はカレーの話になった事もあり以前から足を運ぼうと思っていた別のカレー店へ。
それがこちら。
大久保にあるスパイスカレーのお店「カリー ダイス(CURRY DICE)」
こちらのダイスも今は無きライムと同じく間借りカレーのお店です。
夜はバー営業となりますが、16時まではランチ営業。
16時というちょっと長いランチ時間帯で有難いのです。
この日は14時半頃に訪問。
入り口がちょっと分かりづらいのですが
道路にはこのような看板が設置されております。
場所はスパイスカレーの押しも押されぬ名店「SPICY CURRY 魯珈」の一本横の道路。
SPICY CURRY 魯珈については行ってみたいと常々思っているのですが、並びが半端じゃなく2,3時間待ちは当たり前という話を聞いております。
記帳制を導入しておりずっとお店の前で待たなくても良いとはいえ、なかなか敷居が高く未だに訪問する事が出来ておりません。
建物内に入ると
やけにアーティスティックな看板が出ており、こちらの横の階段を上がってお店に向かうものとなります。
※エレベーターもありました。
西部新宿駅から徒歩6分、新大久保の駅からも6分のカリー ダイスを訪問。
お店に入ると先客は2名。
コの字型のカウンターと、一面のガラス張りから新宿の街を見下ろせるテーブル席もあります。
お店の外にもメニュー記載はありましたが
こちらが本日のメニュー。
メニューは日替わりで変えているようです。
名前については未確認ですが、お店のマスコットキャラクター的なひよこに似た存在が何故か涙ながらに本日のカレーを教えてくれます。
豚スネ肉とキャベツのカレーについては既に本日売り切れとの事で斜線が引いてありました。
さらに斜線は引いていませんでしたが、豆のスープカレーであるダール(100円)も本日売り切れとの事。
そうなるともはや迷う必要も無く、2種のあいがけカレーを注文しました。
ちなみに辛いものの苦手な友人は菜の花とおあげの和風マサラカレーを注文していました。
カレーにはデフォルトでドリンクも付くそうで
先ほどとは打って変わって上機嫌となる、情緒不安定なひよこちゃんがドリンクをお勧めしてくれます。
僕は無糖ホットコーヒー。
チャイを注文する友人を見て
確かにチャイ…!
と思いましたが、そのまま注文を通して頂きました。
ちなみにこちらは夜のバー営業のメニュー。
夜はやけに多国籍な感じのメニューが並びます。
そしてこれは他の方のレビューで知った情報ですが、こちらのカリーダイスを作り手の方?の本業が画家なんだそうです。
それで画家カレーというネーミングがされているのだとか。
階段横にあったインド女性の絵も、その画家の方が手掛けられたようです。
注文を済ませるとまずはこちらのサラダが。
こちらは酸味の効いた豆サラダ。
シーチキン的な風味も感じます。
僕は実は酸味の強いサラダは苦手なのですが、どういうわけだかこちらのサラダは美味しく頂けました。
豆のホクホク感によって酸味が中和されているせいだろうか?
とにかく丸みを帯びた酸味で、僕が苦手な酸味のあるサラダとは受ける手触りが違います。
カリー ダイスでまさかの〇〇に遭遇!カレーの日ならではの、カレーの神様を身近に感じる体験
そんなこんなでサラダを頂きながら待つ事10分ほど。
カレーを作っているのは女性の店長お一人で、忙しい時間帯になると若干時間がかかりそうです。
訪問のこの日は後からも何名かお客さんが入り、15時ごろになってもなかなか忙しそう。
そしていよいよ提供されたのがこちら。
CURRY DICE(カリー ダイス)が提供する2種のあいがけカレー。
2種は
・菜の花とおあげの和風マサラカレー
・チキンとインゲンのカレー
となります。
カレーの上にはデフォルトでゆで卵やらサブジやら、ところ狭しと並んでおります。
まずはこちらの和風マサラカレーを頂いてみましたが、ジュワっとおあげからカレー味の出汁が出てジューシー。
地元の福井ではカレーにおあげを入れる文化があり、この和風カレーは僕にとってはどちらかというと食べなれた味わいとなります。
辛さについては記載が無かったので、優しい感じのカレーかな?と想像していましたが、優しさは感じるものの辛味はそれなりにありました。
おそらく子供ならついてこれないレベルかと思われます。
と、ここで奇跡が
カリー ダイスに、何とライムの店長さんがカレーを食べに来たのです!
冒頭で紹介したこれから構えるお店がこのすぐ近くなんだとか。
ご存知の通り僕は普段一人でご飯を食べている事が圧倒的に多く、友人を連れてご飯を食べるという機会がまず稀なのです。
そんな中たまたまライムに一緒に行った友人と今日は一緒にいて、さらにたまたまライムの話がでたうえで別のカレー店に向かったところ、たまたま元ライムの店長さんにお会いするという。
そんな「たまたまの三重奏」が起こったのは奇しくも1/22のカレーの日。
これはもう、運命であり、カレーの神様の存在を信じないわけにはいきません。
元ライムの店長さんがもしも女性であれば、これは恋に落ちる流れでしょう。
残念ながら店長さんは男性であり、僕も既婚者ですので恋には落ちませんが。
そんなこんなでこれ以降友人と元ライム店長さんと僕とで話に花がさき、正直カリー ダイスのカレーは
美味しかった!
という以外に言葉が見当たらないのですが、とりあえず写真でご紹介します。
こちらはチキンとインゲンのカレー。
辛口と記載がありましたが、そこまで辛いわけではありません。
辛さが足りない方には卓上のスパイスで調節可能。
そして
無かったはずのダルも
「ちょっと残ってました」
との事で出して頂けました。
この後はドリンクを待つわけですが、この日はその後にも閉店直前にお客さんが続き、こちらももう時間が無くなってしまった為ドリンクは頂かずにお店を後にする事になりました。
ドリンクを頂け無かったのは残念ではありますが
「次回来てもらった時はドリンク2杯出しますね!」
と、フォローになっているのかどうか分からないご提案を頂き、お店を後にします。
次回訪問の際には出来るだけ喉がカラカラの状態で行かねばなりません。
なんにしてもこんな奇跡を体験させてくれたCURRY DICE(カリーダイス)へは感謝の気持ちで一杯です。
ちなみに他のカレー店店長が訪れる事からも分かるように、ダイスも大変美味しいカレーでした。
月末には元ライム店長が経営されるお店もオープンですので、近々この近辺はまた訪れる事になりそうです。
ご馳走様でした。
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CURRY DICE(カリーダイス)
◆営業
11:00~16:00(L.O.15:30)
※売切次第終了
◆定休日
日曜日、祝日
◆場所
東京都新宿区百人町1-23-3 亀井ビル2階