この日は朝子供達を幼稚園に送り届けた後に、3月に控える長女の誕生日についての話し合い。
主に誕生日プレゼントの話をしたわけですが、事前に奥さんがリサーチをしたところ娘が欲しがっているのは
・そこそこのサイズの人形
・おままごとセット
・なぜか黒ひげ危機一髪的なもの
具体的な商品名は忘れましたが、こんな感じの3点です。
価格はどれも3000円程度。
この中のどれにしようかという話を1時間にわたって討議したわけですが、徐々にお腹も減ってきてイライラしてきた結果
「3000円くらいなら良いよ!全部買おう!」
という結論に。
威勢の良い事を言って家を出たのでした。
そんなこんなで家を出たまでは良いものの、自分の短気で誕生日プレゼントにかかる費用が3倍になった事に若干後悔。
そんな後悔の中Twitterを見ていると東新宿でワンコインランチを提供しているという情報を発見しました。
東新宿は新宿駅から歩いて15分程度。
ウォーキングにも適した距離です。
という事で特に目ぼしいお店も無かったこの日はワンコインにつられて東新宿まで歩いたのでした。
以上の背景の中お店があると思われる場所までたどり着いたところ
こちらの看板が。
東新宿のダイニングバー海豚(イルカ)となります。
海豚をイルカと読む事もこちらのお店のおかげで勉強出来ました。
という事で早速入店したいと思います。
東新宿から徒歩2分。ダイニングバー海豚は一人では若干入りにくい雰囲気ではあるものの、店内には癒しの権化である○○の姿が…。
「早速入店してみたいと思います」
と言ってみたものの、お店にどこから行けば良いのか分からないのです。
看板の後ろはマンション入り口になっており
こんな感じ。
半地下の通路はどうやら飲食店が軒を連ねているようです。
先ほどの立て看板に戻って確認してみると
「一番奥です」
との事。
その言葉を信じてとりあえず歩いてみましたが
ここ、、、か?
ランチののぼりは出ていますが、、、。
あ、よく見ると入り口に「海豚」の表札的なものも置いてあります。
それでも若干入るのを躊躇していたわけですが、お店の中から女将さん的な方が出てきて招きいれてくれたのでようやく入る事が出来たのでした。
ダイニングバー海豚の店内はこんな感じ。
カウンター数席とテーブル2席。
入ってみれば丁度良く雑然とした感じの実家的居心地の良さのある店内です。
こじんまりとして隠れ家感のある外観からか、13時ごろには僕意外のお客さんはいませんでした。
ん?
お店の奥に何か気になる存在が…。
あ!猫!
何を隠そう僕は猫が大好きなのです。
昔から好きでしたが、結婚前は猫4匹と同居していた事もあります。
まぁ飲食店なので、猫のいるダイニングバー海豚についての評価は分かれるところかと思いますが、個人的には猫との触れ合いタイムを設けられる事でむしろ評価は上がります。
猫に対してテンションの上がっている自分を感じながら改めてメニューを見てみますと
麻婆煮込みハンバーグ丼がワンコインの500円。
ただし13時時点ではワンコインランチと限定5色の若鶏の手羽トロバジルソテー定食は終了したとの事。
しかし、ダイニングバーのランチとは思えない程の幅広いメニュー展開。
鮮魚等も扱っているようで、お店の方はよほど料理が好きなのでしょう。
厨房でも
「今日の魚は質が良いから漬けにすんのはやめとこう」
と言った会話が。
ダイニングバーというよりは小料理屋といった風情を感じさせます。
ロースカツ定食も700円とかなりコスパ高く感じるのですが、トンカツに関しては専門店で食べる事の方が多いし、どうしても比べちゃうだろうしなぁー…。
上記意外にこちらのバーガーメニューもあり
ワンコインランチについては日替わりでの提供となるのですが、Twitterによれば裏ワンコインというメニューも設定されているようです。
この日の裏ワンコインは「牛肉コロッケカレーバーガー」との事。
メニューにも載っていない、まさに裏メニュー。
お店の方に聞いてみたところ、バーガーについてはボリュームも申し分ないと思いますとの事。
なかなか迷ってしまいます。
ブログを書いている今
「限定5食の漁師丼食べたかったな…。」
という気持ちになっているのですが、昼の時点では
「うどんは要らないんだよなぁー…」
と思っていました。
この日の当初の目的を考えると大人しく裏ワンコインにしておけば良いような気もしますが、ワンコイン意外のメニューも十分にコスパ高め。
最終的には
「ここ数年食べてない」
という理由から
・神戸風そばめし&揚げ焼売プレート
を選択。
そばめしを食べるのは神戸に行った時以来かもしれません。
しかしそばめしといえば神戸のB級グルメである事は周知の事実ですが、神戸”風”とはこれいかに。
何かしら「本場の感じじゃないですよ!」というメッセージなのかもしれません。
こちらは夜のフードメニュー。
察するに、沖縄料理を主とするお店のようです。
夜も日替わりで鮮魚や焼き物も提供しているようですね。
こちらは裏面のドリンクメニュー。
チャージ料も無いみたいで、フラッと来やすいお店です。
お店の方もとても話しやすい方でしたので、ダイニングバー海豚はおそらくは上のマンションの方にも愛されるお店なんでしょう。
常時10種類以上の豊富な品数のランチでもおそらくは選ばれる事が少ないであろう神戸’風’そばめし。その実力はいかに!
悩んだ挙句にそばめしをチョイスしたものの、バーガーも食べてみたい。
せっかくワンコインだしなぁ…と思いお店の方に
「そばめしとバーガーだと多いですか?」
と質問をしたのですが、今考えれば質問するまでも無く多いのです。
松重豊先輩の孤独のグルメに憧れ過ぎたかもしません。
馬鹿っぽい質問をいた事の恥ずかしさを噛みしめながら待つわけですが
まずはこちらが提供されました。
レタスにフレンチドレッシングのかかったサラダと、中華風の春雨サラダ?的なもの。
ランチは全品にこちらが付いてきます。
サラダとサラダでちょっと被っている気がしますが、どちらも美味しく頂きました。
こちらをつまみながら待っていると
ダイニングバー海豚で頂くそばめしプレートが登場。
やきそばは一袋、ご飯もしっかり一膳使ってるとの事でボリュームも十分です。
食欲をそそるソースのスパイシーな香りが漂います。
お味噌汁が付いていますが、こちらは一杯お替りも出来ます。
更に他の定食はご飯も一杯お替り無料との事。
ダイニングバー海豚はオフィス街にあるわけですが、あたかも学生街のような価格設定とサービス精神。
お味噌汁も具材こそ少ないですが、ちゃんと出汁をとって作られており丁寧な美味しいお味噌汁です。
そしてこちらのそばめし。
久しぶりに頂きましたが、麺のモッチリ感と粒だったご飯がコラボしており楽しい食感です。
僕も含めて関西人全般の好きなソースに青のりのかかった最強の味付け。
「風」の部分についてですが
こちらの豚バラ肉。
ゴロゴロ入っていてボリュームに一役買っているわけですが、本来のそばめしはすじ肉を使った料理だそうなのでここら辺が「風」と言わせる部分なのでしょう。
上に乗っている玉子は黄身がトロっととろけてそばめしに馴染む…。
という未来を想像しがちですが
見ての通りの固まり具合。
こちらはもう少し半熟の方が個人的には好みでした。
こちらの焼売も香ばしくカリッと上がっております。
という事での訪問となりました東新宿のダイニングバー海豚。
居易くて、コスパも高く、猫もいる
なんとなく5.7.5調で感想を伝えてみました。
ちなみに店内は禁煙。お店の外で喫煙可能との頃。
今回唯一の難点を上げるとすると、そばめしの若干の油っぽさ。
これは揚げ焼売からの油がまわってしまっているのかもしれません。
ただ、こちらのお店を図るにそばめしを食べただけではまったく不十分という感じがするので、また必ず訪問したいと思います。
ご馳走様でした。
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ダイニングバー海豚(いるか)
◆営業時間
ランチ:11:00~15:00(売り切時 終了)
バー:18時~
※ランチは火~金(祝日休み)
◆定休日
不定休
※結構ランチも休んだりするみたいなので来店の前にはお店Twitterを確認した方が良いと思われます。
◆ダイニングバー海豚Twitter
◆場所
東京都新宿区大久保1-1-19