まだ見ぬ世界の料理はいろいろあると思いますが、そんな他国の料理を手軽に味わってきました。
牛丼大手の松屋で提供しているのはジョージア料理のシュクメルリ。
そして富士そばで味わえるのが肉骨茶、バクテーとなります。
バクテーは存在を知ってはいましたが、食べる機会には恵まれておらず。
シュクメルリについてはそもそも存在すら知りませんでした。
頂いたのはそれぞれ別日になるのですが、せっかく食べたので記録として残しておこうと思います。
牛丼大手の松屋で頂くジョージア料理「シュクメルリ」
夜遅くなって家に帰った時の事。
時刻は0時近く。
お腹が減っているわけですが、この時間からラーメンというのもなぁ。。。
と思いながら、呼び込みの多い吉祥寺の街をなんとなく歩いておりました。
そんな中目に入った松屋の看板
ジョージア料理のシュクメルリ鍋定食。
ジョージア料理もシュクメルリも、どちらもまったく馴染みが無いのです。
ただ、シュクメルリを検索してみると
「世界一にんにくを美味しく食べる為の料理」
との事。
なかなか大きく出たものです。
ラーメンを避けて歩いていた割にはやけにカロリーの高そうなものに行き当たりましたが、気になって入ってみたのでした。
シュクメルリ鍋定食登場 ニンニクガッツリのスタミナ料理
食券を購入し待つ事5分弱。
松屋にしては時間がかかっております。
シュクメルリ提供に先駆けて提供されるこちらのサラダを頂きながら待ちます。
それを追いかけて登場したシュクメルリ鍋定食。
運ばれてきた時点でなかなかのニンニクの匂い。
ホワイトソースのシチュー的なシュクメルリに味噌汁とご飯を合わせるという暴挙に出ております。
サツマイモとグリルした鶏肉がホワイトソースで纏められ、その上にはチーズ牛丼に使われているものと同じと思われるチーズがパラパラとかかっております。
早速頂いてみました。
本場のシュクメルリを知りませんのでコメントしずらいのですが、ホワイトソースとチーズのコクに結構ビビッドなニンニクの香りが付いてきます。
単品として考えると確かにウマい。
でもこれは、、、やっぱりパンと合わせるべき料理な気がします。
それでも一応はご飯に乗せて頂いてみました。
僕はもともとクリームシチューをご飯にかけて食べるという習慣が無く、そんな僕にはご飯を持て余してしまいがちな料理でした。
「シチューライス」を普通に食べる文化の方にとってはドストライクかも知れませんね。
愛してやまない富士そばで頂くマレーシア料理、肉骨茶(バクテー)
この日は飲んで帰ってきたときですね。
前々から気にはなっていたのですが、寄った勢いで行ってきました。
富士そばで提供している「肉骨茶(バクテー)そば」
12月から始まったメニューで、1月からは提供を終了する店舗が続くこちらのバクテーそば。
何故か吉祥寺公園口の店舗では2月に入ってもいまだ提供中。
大分寝かせましたが、いよいよ頂いてみたいと思います。
肉骨茶(バクテー)そばを実食
食券機にて購入し、席にて呼ばれるのを待ちます。
富士そばはチェーン店の中でもトップレベルに良く行く立ち食いそばですが、だからこそ注文するメニューもいつも決まってかき揚げそばの温泉卵乗せです。
富士そばは決して立ち食いそばとしてのレベルが高いわけではありません。
ただ、たまにむしょうに食べたくなるのです。
こちらの吉祥寺公園口の店舗は、他の富士そばに比べて天ぷらもちゃんと揚げられております。
そんな富士そばで頂く初のメニューバクテーそば。
ウーム。。。
垂れ幕の写真とは見た目の印象が大分違いますが、まぁ広告というのは得てしてそんなもんです。
あのポスターの写真は通常の何倍の肉を乗せてるんだろう?
一口頂いてみますと、いつもの富士そばスープとは似ても似つかぬ味わい。
いつもの富士そばスープは食べ終わった後に
「体から出汁の匂いしてないかなぁ」
と心配になる程の強い魚介出汁が特徴ですが、こちらのバクテーそばは一切魚介の香りを感じません。
胡椒のスパイシーさを感じる刺激的な一品。
そして深い旨味。
本来のバクテーはもっといろんな香辛料を効かせるのかも知れませんが、これはこれで十分ウマいです。
そばは富士そばクオリティ。
もちろんそば粉は入っているんでしょうが、蕎麦としての風味はほぼ感じません。
ですが、富士そばはそれで良いのです。
ネギは通常メニューの蕎麦でよく見かけるネギですが、こちらは無くても良いかなーと思いました。
フライドガーリックのカリカリ食感が良かったです。
香ばしい香りとニンニクの風味も追加されて、これもスープに合う。
蕎麦というよりはラーメン感覚の一杯です。
という事で本日はちょっと前に食べた夜ごはんを纏めてみました。
二店舗とも同業の中で既にゆるぎない地位を確立しているにも関わらずの挑戦メニュー。
そんな戦い続ける姿勢に感銘を受けつつお店を後にしたのでした。
ご馳走様でした。