この日は郵便局に用事があり行ってきたところ、時間は14時ごろだったにも関わらず結構混んでいて待たされてしまいました。
予定よりも郵便局に時間を割いてしまったのです。
そこで、郵便局の近くにどこかサッと食べられるお店はないかと周囲を見渡してみたところ
こちらのお店が目に入りました。
特にランチタイムなども無く常に同じメニューを食べられる営業方針です。
西部新宿駅北口から職安通りを右に曲がり、新宿歌舞伎町郵便局を過ぎてすぐの右側の道路に入るとすぐの場所にあります。
看板を彩るこのPOPなキャラクターが、逆に肝心の味に対する不信感を抱かせます。
そもそも僕はこのお店に入るまでジャジャン麺がなんなのかという事も知らずにいました。
ネットで調べてみた情報によると、韓国式のジャージャー麺との事です。
ジャージャー麺自体にもそんなに馴染みがあるわけでは無いのですが、その韓国式はどんな違いがあるのか。
その真相(?)に迫るべく、いざ入店です。
西部新宿駅北口から徒歩4分。韓国式ジャージャー麺であるジャジャン麺の専門店
14時過ぎだというのに、お店に入ると店内は混雑状態でした。
この日も友人と行ったのですが、我々が入ると広くない店内はすでに満席です。
おそらくは韓国語かと思われる外国語が飛び交っています。
この時間でこれだけ混んでいるという事は人気の店なんじゃないか?
期待に胸を膨らませて、さっそくメニューを見てみましょう。
メニューを見て気づいたのですが、チャンポンって日本語に訳するとうどんになるんですかね?
主に麺類はジャジャン麺、チャンポン麺、うどん。
この三つとなります。
ご飯メニューもあるようですが、やはりここは看板メニューのジャジャン麺を食べてみたい。
他にも一品料理として
こんなメニューもありました。一品料理は全体的にお高めですね。
なかなか豊富なメニュー展開です。
今回はお店の看板メニューであるジャジャン麺とチャンポンのハーフ&ハーフ的な
・チャジャンミョン?1200円
にしました。
セットやお酒もあるので、夜に来るのも楽しそうですね。
厨房に一人とホール一人なので、店内がそんなに広くないとはいえなかなか忙しそうです。
かと思いきや、奥の方でお弁当作りに従事している店員さんもいました。
普段着でエプロンも無く仕事に励んでいたので、完全にお客さんに溶け込んでましたね。
初のジャジャン麺に舌鼓。さらに濃厚な海鮮の旨味を感じられるチャンポン麺に感動。
注文してすぐにこちらが運ばれてきました。
日本のものと同じ感じの黄色いタクアンと、同系色で見えにくいかもしれませんが生の玉ねぎが乗っています。
さらに特に説明はなく出されましたが、おそらく玉ねぎに付けて食べるのであろう黒い味噌。
韓国ドラマ等でよく登場するので、本場だと一般的なものなんでしょうね。
この味噌がおそらくジャジャン麺に使われるものなのでしょう。
タマネギに付けて食べると、味噌が甘めで生のタマネギでも辛さは感じません。
これをつまみながら待つ事5分ほど。
まずは友人にジャジャン麺の単品が到着しました。
黒い!
これでも何度か撮りなおしたのですが、黒光りで乱反射するのかうまく画像に収まりません。
ジャジャン麺はしっかり混ぜて食べるものだそうで、しっかり混ぜ終わった後がこちら。
上の味噌を絡めると麺がかなり重くなるので、白っぽい服を着ている方は注意が必要です。
同僚が混ぜ混ぜしているうちに僕のハーフ&ハーフも到着したので頂いてみると
思ったよりも味は濃くありません。
ジャージャー麺といえば辛いようなイメージがありますが、ジャジャン麺はどちらかというと甘めの味付けでした。
トッピングは豚肉とタマネギのみのシンプルなもの。
これは最初味噌のコクと甘味で美味しいですが、味が一色なので段々飽きてくるような気もします。
そのためにも先ほどの付け合わせがあったのでしょう。
あとは味変として
酢と醤油と唐辛子もありました。
酢は結構あいそうだなぁと今になって思いましたが、ハーフ&ハーフだと飽きることなく食べきる事が出来ました。
そしてこれはジャジャン麺どうこうというか、麺がうまい!
このお店は手打ちで麺を作っているそうですが、モチモチの麺で喉越し良く入っていきます。
そしてチャンポン麺
まずはスープを頂きましたが、これがウマい!
辛い系のスープってドロッとしている印象がありますが、こちらのチャンポン麺のスープはサラサラです。
辛味も見た目ほどではないですが、辛いのが苦手な方は厳しいかもしれません。
そしてジンワリとくる辛さの後から、これでもかと言うくらいに魚介系の旨味が押し寄せます。
飲み込んだ後しばらく鼻の奥に海鮮の香りが残り、このスープだけで十分な美味しさでした。
このベビーホタテも出汁に一役買っているんでしょうね。
他にはエビやニンジン、タマネギ、きくらげ、白菜となかなかの具だくさんです。
麺も先述の通りクオリティが高く、この絶品のスープをまとって体に入っていきます。
食べ進んでいると来店者がやってきて
「いっぱいで入れない」
「仕方ないよこの店麺がウマいから」
と言っている声が聞こえました。
そうだよねー。
と心の中では同意しましたが、もちろん何も言わずに食べ進めます。
何の下調べもせずに訪問したお店でしたが、こんなに満足できるとは思いませんでした。
ジンワリと汗をかいてお店を後にします。
ごちそうさまでした。
ジャジャン麺ハウス
◆営業時間
11時~23時(ラストオーダーは22時30分)
◆定休日
無休
◆全席喫煙可
◆場所
東京都新宿区歌舞伎町2丁目32-5