いきなりですが、先週放送の大河ドラマ「麒麟が来る」に出演しておりました。
せっかくブログをやっているのだから本来ならば放送前に告知すべきところなのは重々承知しているのですが、もはや緊急事態宣言までも出た昨今のコロナ事情により呑気に食べ歩いているわけにもいかず。
都からの自粛要請を受けて、妻・娘と共に家に籠っているのです。
そんなわけでランチの食べ歩きをテーマとして掲げているこのブログとしては
「特に書く事無いなぁー」
と油断しているうちに自分の出演回が終わっていたのでした。
また再放送もするのでしょうから、もしよかったらご覧下さい。
で、まぁ今回はこの出演の報告をしがてら、今までに立ち寄ってはいたもののブログ記事として書いていなかったお店を記憶と共に紹介しておこうと思ったのです。
という事である日訪れたお店はこちら。
新宿の雑居ビル3階に位置するとんかつ 卯作
こちらはコスパの良いとんかつ店としてお馴染みです。
コスパの良いとんかつ店として新宿西口の方には「豚珍館」がありますが最近若干の値上がりをしたようで、現在はこちらの卯作が新宿駅周辺でのとんかつ定食としては最安値なんじゃないでしょうか?
「小さなお店の大きな満足」
というフレーズがなんか良いですね。
こういうリズム好きです。
「四角い仁鶴がまぁるくおさめます」
も好きです。
ちなみにこの日は珍しく友人を伴って訪問しております。
男友達と昼飯に行くときに軽く1000円を越えるようなお店に連れていくと怒られるので、こういう日はとんかつ卯作のようなコスパの良いお店が最適なのです。
新宿駅東口から歩いてすぐの好立地。とんかつ 卯作のコスパの良すぎるメニュー群
この日は3月も後半に差し掛かった土曜日に訪問しており、とんかつ卯作には本来であれば並びが出来ているはず。
なのですが、やはりコロナの影響で並びはありません。
飲食店経営をしている友人がいますが、今は本当に飲食業は厳しそうですね。
3階までの階段を上がっていきます。
写真を見て気が付きましたが、この2階の店はなんなんだ…?
お店の中に入ってみると、空いているとは言え14時ごろの時間でも5割程度の入り。
メニューを見てみますと
こちらがお昼のメニューですが、ロースかつ・ヒレカツ定食が800円という手ごろさ。
新宿の一等地でこの値段というのはどういうからくりになっているのか。
生姜焼き定食があるのも珍しいですが、10食限定のミックスフライ定食も目を引きます。
ちなみにお店の名前を冠した卯作かつ定食は、ミンチカツの定食との事。
こちらは夜の時間帯のメニューとなりますが、夜はそのほとんどが1000円オーバー。
まぁとんかつならこれくらいの値段が一般的かと思いますが、生姜焼き定食に至っては800円→1400円と大幅にランクアップしています。
2800円となる特上ロースかつ定食にて卯作の全力を味わってみたい気持ちもあるのですが、さすがにランチにそこまで奮発することも出来ず。
こちらはおつまみメニュー。
卯作かつには(ミンチかつ2個)の表記があります。
ちなみにメンチカツは関東風の呼称で、ミンチカツは関西風の呼称。
メンチカツとミンチカツは呼び名が違うだけです。
卯作の店主の方は関西のご出身だったのかなぁ?
ということで一通り見てきましたが、やはりお得なランチメニューの中から選びたいと思います。
ミックスフライ定食はチキンカツ・エビフライ・メンチかつが付いてくるそうなので、やはりここはミックスフライ定食か…。
はたまた定番を味わうべくロースまたはヒレかつの定食にすべきか…。
と逡巡していましたところ、友人が早々にロースかつ定食をオーダー。
そうなるともはや迷うことも無く、ミックスフライ定食をオーダーするに至ったのでした。
とんかつ 卯作にて頂くミックスフライ定食&おこぼれに預かったロースかつ。「小さなお店の大きな満足」は伊達じゃなかった
注文後にはまずお新香とおろしが提供されます。
酢醤油をかけて食べてくださいとの事。
控えめな金額にも関わらずこういった小鉢が付いてくるのも嬉しいですね。
そして待つ事5分強
ミックスフライ定食が登場。
全体的に茶色の色味で分かりづらいのですが、エビフライ・ミンチカツ・チキンカツがセットされています。
ご飯・キャベツはお替り可能。
まずはエビフライから頂いてみました。
衣は粗目のザクっとした食感。
全体のサイズ感も良いですね。海老のプリプリした食感を楽しめます。
あと、油はコーン油に菜種油を加えた完全植物性の油を使っているとの事でしたが、その割にはやけに味わい深い。
ラードを使ってたら良いってもんでも無いんだなぁと知りました。
そしてミンチカツを
おぉ…これは?
なんだろう?なにかしらハーブ的な香り。
そして、めっちゃジューシーで美味しい。
胡椒のスパイシーさはあまりないのですが、十分にパンチのある個性的な一品。
さすがお店の名前を冠するミンチカツなのです。
そして忘れていましたが、千切りキャベツ用には2種類のドレッシングが提供されます。
和風ドレッシングとトマトドレッシング。
今回はちょっと珍しさを感じたトマトドレッシングにて頂きました。
「キャベツはソースをかけて食べるのが一番ウマい」
が口癖の僕なのですが、これはこれで美味しいなぁ…。
逆にこちらの卯作はソースは一種類しか置いておらず、塩なども無し。
ソース好きの僕としては若干寂しく感じたのでした。
こちらはミンチカツとのトレードにより得た一切れのロースかつ。
800円のロースかつ定食。
正直そこまで期待していたわけでは無かったのですが、これがまぁウマかったのです。
非常に柔らかな肉質で、脂の甘味もしっかりと。
この金額でこのレベルのとんかつをだせるのはどういう事なのか。
とにかく、ロースかつの醍醐味を存分に味わわせてくれます。
山形豚を使っているとの事でしたが、どういう経緯で山形とのパイプを持っているんだろう?
そして最後にチキンカツ。
こちらには本来エビフライに付けるべきタルタルソースを流用して頂きました。
以前の僕ならば間違いなくお替りをしていたと思うのですが、この日は1杯にとどめてフィニッシュです。
今回訪問したとんかつ 卯作は既に開業から15年程の老舗。
とはいえ今の自粛が続くと流石の人気店でもきついでしょう。
エンターテイメント業界も決まっていた仕事が無くなったりとキツい事には変わりありませんが、なんとかみんなで一緒にこのピンチを乗り切りたいものです。
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- お店の名前
とんかつ 卯作 - 営業時間
ランチ:11:30~15:00
ディナー:17:30~21:30 - 定休日
月曜・火曜 - 場所
東京都新宿区新宿3-21-1 清水館 3F